スギノマシン
最新技術報「SUGINO REPORT187号」発刊
スギノマシンは、最新技術や新製品情報を掲載した最新技術報「SUGINO REPORT187号」(2021年12月)を発刊した。
技術報「SUGINO REPORT」では、同社の各事業の最新技術について紹介、解説している。
ユーザー登録不要でPDFをWebサイトで閲覧できる。

最新号「SUGINO REPORT187号」では、巻頭言として「57歳の飛行機と飛ぶ-技術革新と匠の技について思うこと-」(エアロ・ジパング・プロジェクト代表 前田 伸二氏)を紹介。
2021年5月1日、同社が協賛するプロジェクト、隻眼パイロットの小型セスナによる世界一周飛行ミッション「アースラウンダー」(主催:非営利団体エアロ・ジパング・プロジェクト(AZP))がスタートし、6月11日、無事に帰国した。
代表の前田伸二氏は、大学時代の交通事故により、片目を失明したが、小さいころからの「パイロットになる夢」をあきらめず、アメリカへわたり、各種パイロット免許と飛行教官免許を取得。現在は航空機製造会社に勤めながら、AZP代表として講演活動などに取り組んでいる。

また、最新製品情報では、モジュール型部品洗浄機「JCC-Module」を紹介。
JCC-Moduleは、自動車や建機、二輪、航空機、半導体や医薬品製造業等の分野で、それらの構成部品の洗浄・乾燥を行うために開発した新しいコンセプトの洗浄機。
製品が要求する品質に応じて、「固形異物の除去」、「油分の除去」、「水切り乾燥」、「自動搬送」を各々モジュール化。組み合わせるだけで手軽に最適な洗浄セルを構築する。

さらに、新製品の小型・汎用ドリリング&タッピングユニット「SELFEEDER DUO(セルフィーダ デュオ)」を紹介。
同機は「専用機に汎用性を!」をコンセプトに、開発した加工ユニット。従来の加工ユニットに比べ汎用性が高く、別の専用機へ転用が容易な穴あけ・ねじ立てユニット。

一方、加工技術ではウォータージェットによる食品切断加工、BiNFi-s添加による高機能ゴム複合化物の創造を開設。
ウォータージェットによる食品切断加工では、ます寿司の使用事例を紹介。ウォータージェット(WJ)切断は、自動車部品から土木・電子・化学など多岐に渡り活用されるほか、近年では食品業界からの問い合わせや引き合いが増加。依頼内容も多種多様なものになっているなど、様々なトレンドに合わせたWJによる食品切断加工の最新情報・技術を開設している。

また、BiNFi-s添加による高機能ゴム複合化物の創造では、スギノマシン製バイオマスナノファイバー「BiNFi-s(BF)」をゴム用フィラーとして使用した高機能ゴム複合化物の開発について報告している。

このほか、同社の製造拠点がある「とやまの風景」について独自の切り口で使用介するほか、関連情報や「SUGINO REPORT」のバックナンバーなど、産業機械メーカーならではの多彩な最新情報を掲載している。

詳細は下記URLを参照。
https://www.sugino.com/soshiki/1/news211222.html

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