アネスト岩田は、センターカップガンW-300をモデルチェンジし、新型スプレーガン「WIDER3/KIWAMI3」を発売した。

「WIDER3」は、“機能性を重視したエルゴノミクスデザイン”を採り入れ、トリガーにも少量塗布時の操作性を向上させる
形状を採用し、重心位置を手元側に移動させハンドリング性能の向上を図った。

また、キャップのネジピッチを変更し、着脱が従来の約半分で行えるほか、ニードル弁の後方に溝を設け着脱を容易にするなど、メンテナンス性を向上した。
空気弁構造を見直し、開口部を大きく均一にすることで圧力損失が少なく、ねじ込み位置によるバラツキを軽減。個体によるバラツキが少ない安定した塗装を実現する。

さらに、パタン調整装置の開度とパタン幅をリニアに追従する設計にし、パタン開きが直感的に操作しやすくした。
本体には、従来製品同様トワイライトクロムメッキを採用し、洗浄性と耐食性を継承した。

一方、「KIWAMI3」は、水性塗料に対応したφ1.8㎜口径。基本塗装条件を手元圧力0.15MPa、吹付距離150㎜にしたことにより
塗着効率を飛躍的に向上させ、さらに235㎜の大パターンフラット形状にすることで、塗りムラの大幅な軽減を図った。