三菱電機
家電統合アプリ「MyMU」6月バージョンアップ
三菱電機は、家電統合アプリケーション「MyMU(マイエムユー)」の新バージョンとして、利用者が複数の機器の操作を設定することで、利用者の生活シーンにあわせた機器の一括操作や、予定にあわせて機器の操作をスケジューリングすることができる新機能を追加した「MyMU Ver3.0」を6月27日に公開する。

令和3年情報通信白書よると、IoT家電を含むコンシューマー向けIoTデバイスの世界市場規模は、2020年に60億台となり、2023年には96.8億台(2020〜2023 年の年平均成長率17.2%)の市場になると予測されている。なかでもIoT家電は、機器の遠隔操作に加えて、生活の利便性や快適性を向上するデバイスとして成長が見込まれ、操作用アプリケーションが製品ごとに公開されている。

同社は、家電や住設機器、センサーなどをまとめて操作できる統合アプリケーションとして、2020年11月から「MyMU」を公開し、複数の機器やセンサーが連携する新しい機能も合わせて提案してきた。今回、複数の機器をまとめて操作する一括操作などを「シーン」として自由に登録でき、また、「シーン」や個別機器操作を「スケジュール」として予約することが可能になったことで、利用者が自身の生活パターンにあわせた機器連携を設定できるようになった。
さらに、「MyMU」に登録可能な同社IoT対応機器を、現在の7カテゴリー※2から5カテゴリー※3追加し、合計12カテゴリーに拡充する。中でも、新たに「環境センサー※4」を登録可能にしたことで、室内空間の環境に応じた効率的な換気と快適性維持を実現する。

「MyMU Ver3.0」の特長
1. 利用者の生活「シーン」にあわせて機器を一括操作し、利便性を向上
MyMU Ver3.0は、生活でよくある外出や帰宅時などに行う家電や住設機器の操作を「シーン」として設定することで、複数機器の運転開始・停止が一括操作でき、利便性を向上する。すぐに使用可能な「シーン」を初期設定として用意したほか、利用者が自身の生活パターンにあわせて「シーン」を登録できる。

2.「スケジュール機能」を追加し、日々の予定にあわせた機器の操作を実現
また、日々の予定にあわせた機器操作を予約できる「スケジュール機能」を新たに追加。利用者の生活リズムに応じた機器操作により、利便性が向上するほか、予約した機器操作スケジュールを一覧で確認可能で、予約内容の見える化で利便性が向上する。登録した「シーン」を予約することで、曜日ごとの生活にあわせた設定を可能にする。

3. 新デザインのホーム画面で操作性が向上
今回、新デザインのホーム画面で直感的な操作が可能となり、操作性を向上したほか、機器のよく使う機能や登録した「シーン」を、ボタンひと押しで素早く操作できる。

※2:エコキュート、ルームエアコン、冷蔵庫、炊飯器、浴室暖房機、脱衣室暖房機、ロスナイセントラル換気システム(エアコン、炊飯器の詳細設定には、霧ヶ峰 REMOTE、WiFi らく楽炊飯アプリのインストールが別途必要です)。
※3:ハウジングエアコン、換気扇、換気空清機ロスナイ、ダクト用ロスナイ、環境センサー。
※4:温度・湿度・CO₂濃度が測定可能な同社製センサー。



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