白山機工
駐輪ロッカーB-Cocoonの実証実験に協力
白山機工は、東電タウンプランニング(東京都港区、社長:鈴木 祐輔氏)が埼玉県内で実証実験を開始した自転車用駐輪ロッカー「B-Cocoon(ビー・コクーン)」の製品開発に協力している。

「B-Cocoon」は、サイクリング車(ロードバイク)を丸ごと収納できる大型ロッカー。駅前などに設置されている月極の駐輪設備と異なり、無料の会員登録を済ませた利用者なら誰でも利用できる時間貸しの駐輪設備。サイクリング車(ロードバイク)を愛用するサイクリストは「B-Cocoon」を利用することで、高価なロードバイクの盗難や悪戯の心配なく休憩や食事、買い物を楽しむことができる。

現在、「B-Cocoon」は埼玉県内の2箇所で実証実験サービスを開始している。
今後は、関東圏を中心に設置箇所を増やしていく計画で、新しい場所でサービスが開始された際には、同社のWEBサイトを通して告知していく。

■駐輪ロッカー「B-Cocoon」の設置場所(7月4日現在)
◇三井のリパーク川越元町1丁目第2駐車場内(埼玉県川越市元町1-13-2)。
◇道の駅かぞわたらせ(埼玉県加須市小野袋1745-1)。 

近年は、自身の健康維持、促進やCO₂削減を考慮して、ロードバイク愛好家が増加。これに伴い愛用するロードバイクも最先端の新素材を用いた超軽量、高強度素材をの用いた高級ロードバイクが市販されるなど、いまやロードバイクブームは老若男女、大人から子供まで大ブームが巻き起こっている。中には数十万円から数百万円といった高価なロードバイクをオーダーメイドする愛好家も存在するなど、誰でも気軽に楽しめる乗り物である反面、高級志向を求める利用者が増えている。
しかし、一方では高級ロードバイクの盗難事件も増えており、大切なロードバイクを盗難に遭わない対策が社会問題にもなっている。
白山機工の駐輪ロッカー「B-Cocoon」は、ロードバイク愛好家が出先などで愛車を安心して駐輪させておく専用ロッカーで、機械式のロック機能と、利用者のスマートフォンに送信される暗証番号によるロックとを連携させた2重の施錠機能でセキュリティーを高めている。また、月極駐輪場と異なり、時間貸しのため、観光地などの移動先に「B-Cocoon」があれば、安心して愛車を預けて観光や食事を楽しむことができる。
同社は今後、愛好家のアンケート集計を基に、様々な場所に「B-Cocoon」の設置を地権者とともに進め、事業化も計画している。

■実証実験の詳細↓
https://www.ttplan.co.jp/news/assets/992b4b00d7fab38e5add59768a62fc44f45e2144.pdf
(資料提供:白山機工)


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