三菱電機・産総研
Human-Centricシステムデザイン連携研究室設立
三菱電機と国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)は、産総研 情報・人間工学領域 インダストリアル CPS(※1)研究センター(東京都江東区)内に、「三菱電機-産総研 Human-Centric(※2)システムデザイン連携研究室」を設立した。

両者が設立する連携研究室は、「イノベーションの先に目指すべき“豊かな未来”」を目指し、一人ひとりが快適で健康的な「パーソナルwell-being社会」に向けた革新技術の開発と、「産業を繋ぐCPS」を融合したシステムデザインの実現に取り組んでいく。
取り組みの中で、三菱電機が保有するQoWを高めるための機器制御技術や効果検証技術、産総研が保有する人間計測・評価技術や生産性向上に向けたCPS構築技術などの研究開発を進めることにより、QoW(Quality of Working)の高い快適な労働環境による生産性向上や高度な快適性を届ける統合ソリューションの実現を目指す。

※写真 左から:三菱電機 先端技術総合研究所長 岡 徹氏、常務執行役 開発本部長 佐藤 智典氏、産総研 執行役員 情報・人間工学領域長 関口 智嗣氏、インダストリアル CPS 研究センター長 谷川 民生氏。

◇用語の解説
※1:CPS(Cyber-Physical Systems)は、コンピューター上の空間であるサイバー空間と、現実世界であるフィジカル空間を連携させるシステムの概念。
※2:Human-Centricは、人が中心に立つ、人が中枢に位置する、人間が主体となることを意味する。

(資料提供:三菱電機)

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