SEMI
2022年第2四半期シリコンウェーハ世界出荷面積連続更新
SEMIは、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウェーハ業界の分析結果をもとに、2022年第2四半期(歴年)の世界シリコンウェーハ出荷面積を発表、前期比1%増の37億400万平方インチとなり、2022年第1四半期に記録された過去最高値を更新した。また、前年同期比では5%増となった。

SEMI SMG会長でOkmeticの最高商務責任者のアンナ-リーカ・ヴォーリカリ-アティカイネン(Anna-Riikka Vuorikari-Antikainen)氏によれば、「半導体市場の好調を受け、シリコンの出荷面積および需要は引き続き堅調に推移しています。シリコンは、他の半導体製造材料と同様に、インフレによる価格上昇圧力が続いています。半導体ファブの拡張が続く中、シリコンウェーハの供給は依然として制約を受けています」と指摘している。

掲載数値は、ウェーハメーカーよりエンドユーザーに出荷したバージンテストウェーハ、エピタキシャルウェーハを含むポリッシュドウェーハと、ノンポリッシュドウェーハを集計したもの。



シリコンウェーハは半導体の基本材料で、半導体はコンピューター、通信機器、家電をはじめとするあらゆるエレクトロニクス関連製品において極めて重要な部品。シリコンウェーハは、高度な技術で作られた薄い円盤状の素材で、最大300㎜までの様々な直径で製造され、ほとんどの半導体デバイス(チップ)の基板材料として使用されている。

SMGは、SEMI Electronic Materials Group(EMG)のサブコミッティであり、多結晶シリコン、単結晶シリコンおよびシリコンウェーハ(カット、研磨、エピタキシャル加工など)の製造に携わっている全てのSEMI会員企業に対して門戸を開いている。SMGは、シリコン産業と半導体市場についての市場情報・統計データの収集をはじめ、シリコン業界の共通課題について参加メンバーが協力して取り組んでいる。

■シリコンウェーハ出荷面積動向の詳細はこちらを
https://www.semi.org/en/products-services/market-data/materials/si-shipment-statistics■統計に関する問い合せ先
SEMIジャパン マーケティング部
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■SEMIジャパン(SEMI日本事務所、代表:浜島 雅彦氏)
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-15
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(※資料提供:SEMIジャパン)



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