Softing Industrial
OT/IT統合ソリューション発売
Softing Industrialは、MQTT(※1)接続に対応したOPC UAベースのOT/IT統合ソリューションを発売した。

Softing Industrialは、新しいedgeAggregatorにより、OT/IT統合の複雑なシステム・アーキテクチャにおいて、そのエッジからクラウド・アプリケーションまですべてを管理できる柔軟なコンテナ・ベースのソリューションを提供する。
生産と管理の統合をエッジからクラウド・アプリケーションへとレベルアップするには、特にデータ交換が重要な役割を担う。
しかし、少数のサーバとクライアントからなるアーキテクチャでさえ、非常に複雑になっている。
同社は、新しいedgeAggregatorを通じて集中データ統合層を提供し、複雑さを軽減すると同時に、多数の変数を処理しながらアクセス権と特別なセキュリティ要件を管理できるようにする。

OPC UAアグリゲーション・サーバとして、最大100台のOPC UAサーバを一元化して処理するとともに、最大25台のOPC UAサーバ・エンドポイントをサポートする。
また、IoTクラウド・ゲートウェイとして、MQTT Publisher/Subscriber機能によりクラウド・アプリケーションとの双方向データ通信を処理する。
さらに、セキュリティ・スーパーバイザとして、ユーザー認証などOPC UAとMQTT接続のセキュリティ関連パラメータの集中管理を担い、“OPC UAファイアウォール”の働きをすることで攻撃から保護する。

edgeAggregatorは、Dockerコンテナとして簡単に構成でき、エッジ・ソリューションとしても、集中管理クラウド・プラットフォームとともにも展開できる。しかも、edgeAggregatorの抽象インターフェースにより、全ライフサイクルを通じ、OPC UAとMQTTをベースとしたIoTソリューションの継続的な適応と拡張を可能する。これにより、ユーザーは高水準な柔軟性が得られるうえ、統合や設定に要するコストを大幅に削減できる。
同社は、2022年8月22~26日開催の「Achema 2022」に出展する。
■詳細は↓
https://industrial.softing.com/products/docker/edgeaggregator.html
■Softing Industrial
Softing Industrial(ソフティング・インダストリアル)は、多彩な自動化コンポーネントを接続して生産現場におけるデータをクラウドへと送信し、管理・分析できるようにしている。同社の製品を使用することにより、通信ネットワークのモニタリングや診断を通じて、信頼性が高く確実なデータフローが実現可能。生産プロセスの最適化に向けた基盤整備を実現する。
※詳細情報は↓
https://industrial.softing.com
■用語の解説
※1:MQTT
”Message Queue Telemetry Transport” の略。パブリッシュ/サブスクライブ型の非常にシンプルで軽量なメッセージングプロトコル。 制約のあるデバイスや、低帯域幅、高レーテンシー、または信頼性の低いネットワーク向けに設計されている。
※2:OPC UA
「つなげる」「安全に」「伝える」を指す。
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/1906/19/news002_2.html

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