SEMI
半導体教育用オンラインプラットフォーム提供
SEMI(本部:米国カリフォルニア州)は2月7日(米国時間)、半導体業界の人材不足解消に向け、業界従業員の教育とスキルアップ、および新入社員のキャリア確立を支援するオンライン研修プラットフォーム「SEMI University™」を発表した。

SEMI University™ は、業界の成長を支える人材開発をサポートする。業界に向けて作成された360以上のコースからなり、採用されたばかりのオペレータから経験豊かなエンジニア、非技術系社員に至るまで幅広い社員が利用できるオンライン研修を提供する。

SEMI Universityは前工程および後工程の製造オペレーション、チップ設計の原理、職場の安全について半導体研修コースを提供する。人工知能(AI)、MEMS、オプトエレクトロニクスなど急速に進歩する技術に対応するための研修も用意している。
SEMI Universityは学習者がコースを一時停止できる柔軟性を備えており、また多言語のコースも用意され今後さらに追加を予定している。

SEMI プレジデント兼CEOのAjit Manocha(アジット・マノチャ)氏によれば、「世界の半導体産業は10年後には年間売上高がほぼ倍増して1兆ドルに達すると予想されていますが、この成長を支えるためには2030年までに世界で90万人以上の新たな人材が必要になるとSEMIは考えています。 SEMIの会員企業にとって、人材育成は長期的な成長を追求する上で最大の課題となっており、このSEMI Universityは業界に新たに加わる人材の迅速な貢献と様々なレベルの従業員のキャリアアップに向けた会員各社の努力を補うものとなります。将来的にはより広範なエレクトロニクスサプライチェーンのニーズに対応するため、研修コンテンツに関するパートナーシップ拡大を積極的に目指しています」と強調する。

SEMIは50年以上にわたり、対面形式での研修や技術動向アップデートの提供やSEMIスタンダード、市場動向、半導体製造・設計のベストプラクティスをカバーしたウェビナーを開催。SEMI Universityは経験を基に開発され、SEMIの総合的な人材開発(WFD:Workforce Development)活動に組み込まれた。SEMIのWFDは半導体業界のキャリアに対する関心を高め、会員企業と学生を結びつけ、業界への就職を支援する活動を行っている。

■問い合せ
SEMIジャパン マーケティング部
Email:jmarketing@semi.org
TEL:03-3222-5854

(※資料提供:SEMI Japan)


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