HMS Networks
Raspberry Pi用アダプタボード発売
HMS Networksは、このほど「Raspberry Pi用アダプターボード」を発売した。これにより、産業機器メーカーは、デバイスをあらゆる産業用ネットワークに簡単に接続可能な通信インターフェイスAnybus CompactComのテスト・評価を用意に行える。

従来のアダプタボードがSTM32あるいはNXP(旧Freescale)マイクロコントローラをプラットフォームとしてAnybus CompactComモジュールをテストするように設計されていたのに対し、新しいアダプタボードはRaspberry Pi向けの専用仕様になっている。

■新アダプタボードの特長
・広く利用されているRaspberry Piとの互換性。
・簡単に取付けて使用できる。
・無料ダウンロードできるAnybus Host Application Example Code(HAEC)で完全対応。

Raspberry Piは世界で4,500万台以上が利用されている。Raspberry Piを使いAnybus CompactComを簡単にテスト・評価できるようにするアダプタボードの開発が喫緊の課題となっていた。
今回、発売したRaspberry Pi用アダプタボードは、無料ダウンロードできるAnybus Host Application Example Code(HAEC)と完全な互換性がある。コードにはRaspberry Pi用のリファレンスポーティングがすでに実装されているため、Raspberry Pi利用者は、アダプタボードとAnybus CompactComモジュールを使用して組込み機器開発プロジェクトを容易にスタートさせることができる。

HMS NetworksのAnybus組込み製品マネージャーであるAndreas Stillborg氏は、「この新しいアダプタボードによって、お客様は早速にセットアップを整えてAnybus CompactCom製品を詳しく理解できるようになるものと大きな期待を寄せています」と確信している。

■Raspberry Pi用アダプターボードの詳細は、下記にアクセス。
https://www.anybus.com/products/embedded-index/anybus-compactcom-starterkit
(※資料提供:HMS Networks)


TOP