ソディック
インドのITCから製麺用真空押出機受注
株式会社ソディックは、このほどインドのコングロマリット「ITC Limited ホールディングス」(西ベンガル州コルカタ市、以下 「ITC」)から、インスタント麺用の真空押出機を受注した。同社食品機械事業のインドでの初の実績となる。



今回、納入する真空押出機は、ITCの既存インスタント麺商品の品質改善用設備で、この設備により新たな製法を検討・確立した後、生産ラインに量産機が本格的に導入される予定。ソディックの真空押出機は、高圧力で生地成形を行うことにより高密度な麺帯が作れる製麺装置で、生パスタ、雑穀麺、十割蕎麦、米麺、低グルテン、ノングルテンなど幅広い需要に対応している。
受注にあたり、昨年、ITCの担当者が同社に訪れ、製麺機械の見学や試作を実施。ソディックの国内および海外での納入・稼働実績、企業規模やサポート体制など食品機械メーカーとしての総合力を評価し、将来的な新しいビジネスパートナーとしての信頼を獲得したことで今回の契約に至った。契約をきっかけとして、インスタント麺用だけではなく、同社のノウハウと技術を生かし、ITCと新しい技術開発を一緒に進めていく。

受注先のITCは、1910年に国営のタバコメーカーであるインペリアル・タバコ・カンパニーとして発足後、のちに民営化された。事業形態は幅広く、日用消耗品、ホテル経営、包装&紙製品、農業ビジネスの4つの部門で構成されている。
日用消耗品に属する食品事業では、チョコレートやビスケットといった菓子類、麺&パスタ、コーヒーで自社ブランドを展開している。
インドのインスタント麺市場では、ITCはネスレに次ぐ第2位の市場シェアを占めている。
2023年3月決算における売上高は6948.1億ルピー(1.2兆円)、食品事業の売上高は全体の約20%~25%(約3,000億円)となっている。
同社ではITCの納入実績を足がかりに、今後インドの食品機械市場を積極的に開拓していく。

(※資料提供:ソディック)


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