お宝管理人56(語録)
ワクチン開発を政治・ビジネスにして欲しくない!
 武漢を発生地とする流行病(=567)の第二波が日本列島に深刻な状況をもたらしている。
外出自粛などで一時小康状態をだった感染者数が、自粛解除に伴い徐々に感染者数が増加。今日も全国で900人以上が感染し、東京では過去最多の366人が感染者した。
 しかし、数字だけを捉えて判断することが果たして正しいか否かねこれは別問題。
第一波の時に比べてPCR検査数を増やしていることで、当然感染者が見つかる確率も高くなる。
むしろ、気を付けなければならないのは感染経路や感染者の年齢、そして567による死者数のような気がする。
とくに直近の東京での感染者は20~30代の若い世代が急増している。
 自粛生活が解除され、企業も在宅勤務やテレワークから通常勤務に切り替えたことによりビジネスマンの数も急激に増加した。
これは朝夕の通勤電車の様子でも見て取れる。
しばらくの間、自粛生活が続き、それが解除され、大勢の人々が街中やオフィスに溢れれば当然感染リスクも高まる。
そこに持ってきて政府から定額給付金を手にしたビジネスマンが仕事帰りに一杯やって帰るという気の緩みが起きるのも仕方がないといえばそうかもしれない。
しかし、その結果が第二波の直近の数字になって表れているのではないかとも思われる。
 感染学の知識もないため不確かなことも言えないが、街中の様子を垣間見ても何となく頷ける光景をしばしば目にする機会も増えている。
通勤帰りにホームを歩けば、フラフラ千鳥足で歩くビジネスマンや電車の中で仲間同士で大きな声でくだらないおしゃべりをしている人も見かけることが増えている。
みんな自分は大丈夫だと思っているのだろうが、そうした自己中心的な判断が567感染に繋がっていくケースになっていると思われる。
 4連休の今日から始まったGo to トラベルもTVのニュースを見てみると結構地方に移動する人も多く、高速道路も混雑している。
観光業界や宿泊施設の意見も賛否両論さまざまな意見があり、政府の付け焼刃的な施策もいろいろな意見が巻き起こってグチャグチャになっている。
そこに持って来て梅雨の長雨も続き湿度も高く、4連休に外出を計画していた人々にとってもけっして良い状況とは言い難い天候が続いている。
 私の場合は当初より外出計画など無く、自粛生活で4連休が終わりそうだが、こんな時はむしろ自宅に閉じこもってジッとしていた方が得策ではないかと思っている。
用事も無く外出し、流行病の567にでも感染したらバカバカしい。
ビールと酒の肴でも買い込んで、自宅でチビチビやっている方がよいと思っている。
結局、感染リスクを抑えるには個々が自分の行動をどう制御するか、それしかない。
 ニュースでは、観光地や海に出かけている家族連れやカップル、あるいは東京の渋谷など繁華街に出歩く人々の様子ばかりが放映されているが、実際4連休を自宅で過ごす人も相当数いる。
直近の感染者数がここに来て一気に増えているため、不要な外出を控えているが圧倒的に多いと思う。
 小さな子供が家庭では親も大変。
子供は親と一緒に出かけたいと思うだろうし、また、親も連休くらいは家族連れで出かけたいだろうし、人々の思いが交差して様々な社会現象になって見えてくる。
 いくら政府や知事がコンメントを発しても国民の判断はあくまでも個人の自由で束縛はできない。
問題は感染した人が他の人にうつしてしまうこと。
好き勝手にしている人が感染して大変な目に遭っても、それは自業自得だから仕方がない。
しかし、それを第三者にうつしてしまったら、うつされた方は堪ったものではない。
 誰も567をうつすつもりで行動しているわけではなく、大半の人は自分は感染していないと思っているに違いない。
特に20~30代の若い人は、軽度あれば症状がわからない。
NEW567の恐ろしいところは、国々や生活環境、免疫力によっても症状が異なるらしく、死者数も国によっても大きな違いがある。
ウイルスを根絶するには、いろいろ解明しなければならないことがあり、また、解明するには相当時間が必要になる。
これまでにもいろいろなウイルスが発見されているものの、大半が根治に至らず未だに解明が続いている。
NEW567も同じでワクチンしか解決手段が見出せないのが現状の医療なのかもしれない。
 いずれにしても世界中の医療機関や製薬会社が叡智をしぼって様々な研究に取り組んでいることは素晴らしいと思う。
ただ一つ、それをビジネスに捉えるようなことだけはしないで頂きたいとせつに願うばかりだ。

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