お宝管理人56(語録)
井戸端会議は情報源!
12月6日(月)・・・
知らぬ間に日付が替わっていた。

昨日は、自治会の年末大掃除に参加した。
年に一度自治会が中心となり、毎年この時期に大掃除を実施する。
自治会の恒例行事であるため、参加する人しない人はあくまで任意。
日曜日でも仕事がある人は意思はあっても参加できないし、自宅で休んでいても出ない人は出て来ない。
また、高齢者や体の不自由な人もいたり、参加する人数は年々減少傾向にある。
実際、大掃除に参加して驚くのは若い人が非常に少ない。
20~30代の若い人の姿は皆無で、大学生や高校生、中学生の姿も見られない。
どらかと言えば、40代から後半の年齢の人達が中心になって参加している。
大掃除と言っても、公園や周辺の落ち葉を拾い集めたり、階段の蜘蛛の巣を払い除けたり、時間的には正味1時間ほどの作業。
参加者も一生懸命黙々と掃除している人もいれば、日向ぼっこして井戸端会議をする人など、まったく行事を理解していない人も存在するなど、人間観察は実に楽しい。
夏場と異なり、ここに来て気温が急激に降下。そのため、早朝に散歩する高齢者も減り、また、感染症対策で近所同士で世間話をする高齢者も極端に少なくなったため、大掃除が格好の世間話の機会になり、掃除が終わってもおしゃべりをする高齢者があちこちで見受けられる。
その一方、大掃除の最中は近所の人達の会話内容が耳に入ってくる。
話のネタは、持病のことや亡くなった人のこと、近所で起こった出来事などいろいろだ。
昔と違い、また、この辺りは田舎でもないため、近所付き合いする人が元々少ない。
年末の大掃除のような行事でもないと滅多に近所同士が会話する機会も少なく、私にとっても近所で起きた様々な出来事や情報を収拾する格好の機会と捉え毎年参加している。
この1年数カ月の間、コロナ禍で何処にも外出せず自宅でクスぼっていた。
高齢者の会話で近所の高齢者がたくさん亡くなっていることを知った。
周辺の住民は高齢者が多く、日中はデイケアサービスの送迎車が頻繁に出入りする。
また、昼夜を問わず救急車のサイレンがけたたましく鳴り響く。
その度にサッシを開けて様子を窺うことも暫しある。
コロナが蔓延するまでは、日中自宅に居なかったため然程気にならなかった。
この1年数カ月間、自宅に居ると救急車や消防車のサイレンが鳴り響くことが実に多い。
高齢者の独り住まいも多く、最近も近所で高齢者が亡くなり1週間後に発見されるなど、井戸端会議ならではのリアル生情報が次々に飛び込んでくる。
自身で確認したわけではないため真実は定かだはない。
こうした自治会の行事に参加すると様々な情報が得られる。
俵で近所の人に出会えば挨拶は交わすが、世間話をすることなど殆どない。
地方の田舎と違い、このあたりは大きな行事も限らるため、解っているようで全く知らいことが多々あることに気付かされる。
たまにWEBサイトの「大島てる」で、近所の事故物件を閲覧するが、実にいろいろな事が起きている。
今まで自宅にいる時間は夜間だけだった。
そのため然程関心がなかったというか、近所でいろいろな事が起っていることも気付かなかった。
定かではないが、おそらくコロナで亡くなった人もいるのではないかと思う。
この1~2年の間、近所で空き家が目立つ。
大掃除の参加者を見てもわかるように大半の参加者が高齢者。
このままでは自治会の年末大掃除も継続できるか危ぶまれる。

さらに、懸念要因は他にもある。
数年前から自治会費の不正疑惑を指摘する怪文書が度々ポストに投函されている。
そのためなのか、年々近隣住民の自治会離れが加速しているようだ。
怪文書の内容自体が正確なものであるか否かは知る由もない。
しかし、長年の自治会の実態を文書に續って暴露している人がいる。しかも、住所と実名を掲げて。
その人は、もともと自治会の監査を行った経歴もある。
自治会費の杜撰な使われ方にクレームをつけ、自治会内部の反発を受けて除名された。
その恨みもあるのか、自治会の不正を事あるごとに自費で文章にして各世帯に配布して戦っている。
自治会費の他にも、毎年活動支援金として500円(任意)のカンパを依頼する回覧が毎年廻ってくる。
その人は、住民から徴収した活動資金がどのように使われているのか、怪文書で疑問を投げかけている。
敢えてここでの公表を避けるが、今はネットで調べれば容易くそれが理解できる。
問題はカンパで徴収した資金の流れ。怪文書ではそれを指摘している。
それを見た住民が、自治会を退会する事態に発展している。
名目はあくまで任意のカンパ。住民が納得してカンパしているため、誰もがカンパの使途に疑問を持っていない。
というか、徴収したカンパの使途を信じ切っていた。
しかし、その実態に疑問を投げかける怪文書が出回り、自治会に疑問を抱く住民が出ている。
先月も投函してあった怪文書によれば、投函者が住民に配布した怪文書をめぐり、住民のポストに投函した怪文書を勝手に抜き取っている輩がいることも指摘していた。
ここ数年、自治会の実態を暴露する投稿が続き、住民も戦々恐々で見ている。
いずれにしてもコロナで自粛生活が長く続いたことで、こうした近所の様々な様子が克明に見えてくる。
全国には様々な団体が存在する。
同様の実態は、全国各地でも起きているのかもしれない。


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