スギノマシンは、第7回富山県ものづくり大賞において、切削油・洗浄液浄化ユニット「JCC-HM」が優秀賞を受賞した。
受賞したJCC-HMは、マイクロバブル(直径100μm未満の小さい泡)を利用して、切削油や洗浄液中の異物や油分を除去する浄化ユニット。

工場で使用された切削油や洗浄液は産業廃棄物として処理されているが、環境負荷や更液コストがかさむといった課題から、液のリサイクル利用・長寿命化が求められている。
JCC-HMは、環境とコストの両面に考慮した浄化ユニットで、液を浄化しキレイにすることで、液の寿命を延ばすことができる。
また、処理の際にフィルタ等の消耗品を使用しておらず、回収した切粉や油分以外に廃棄部材が発生しない。

マイクロバブルの力で、液中の異物や油分を除去するほか、必要な動力はエアだけで、電源が不要。フィルタなどの消耗品も発生しない。
水溶性洗浄液から切削油まで幅広く活用でき、環境負荷低減やコスト削減等の課題解決に加え、近年、世界各国で推進されるSDGsの取り組みにも貢献する商品として高く評価され、受賞に至った。

製品の詳細　https://www.sugino.com/