育良精機は、第70回電設工業展(ECA FAIR 2022)に出展、期間中は作業性の向上を実現する新製品を提案する。

同社は、電設作業現場の生の声を反映した12機種以上の新商品を開発。ケーブルウインチ、ケーブル中間送り機(パワーボール)、金車など延線工事の高効率作業及び作業者負担軽減、安全性を向上した最新機器ほか、穴あけ・溶接などの作業現場に不可欠な多数の機器を幅広くラインナップ。電設工業展では、未開催期間に発表した新商品ならびに新たに発売する新商品を一堂に展示する。

主な見どころは、ケーブル落し込み装置「ISK-CPD01」、手動式ウェッジグリップ「ISK-WG2080M/WG2080MT」、エンジンウインチ「EW-S500」などの3商品。
ケーブル落し込み装置「ISK-CPD01」は、縦幹線の落し込み工事で安全性と工期短縮の要請に応えて開発した“現場で役立つ”商品。従来工法のようなケーブル摩擦による制動ではなく、ケーブルを把持した状態で送るため、シース(ケーブル外側の被覆)を傷めず安全に作業を行うことができる。

また、手動式ウェッジグリップ「ISK-WG2080M/WG2080MT」は、縦引き工事の際にケーブル落下防止機器として販売中のウェッジグリップ「ISK-WG1585」の進化版で、吊下げ式と置き型の2機種を市場投入。手動でケーブルの流れを止められるほか、作業の安全性向上を図った。

さらに、エンジンウインチ「EW-S500」は、送電保守作業や電源のない現場でのケーブル延線工事に最適な商品。小型軽量でなお且つ360°どんな状態でも作業が可能など沿線工事現場での利便性を追求した。

出展ブースは、3-43。

■第70回電設工業展(ECA FAIR 2022)の概要
会期：2022年6月1日(水)～6月3日(金)
会場：東京ビッグサイト
ONLINE会期：2022年5月9日(月)～7月29日(金)
※JECA FAIR 2022公式サイト↓
https://www.jecafair.jp/
(※資料提供：育良精機)