日本トムソンは、アライメントステージSAシリーズに「SA200DE」を追加した。
同製品は、X軸を標準設定、θ軸のトルクUPを実現する。

SA200DEは、XYθ軸の組合せが自由。直線位置決め用のXテーブルである、SA200DE/Xを標準設定として新規追加した。
回転位置決め用であるSA200DE/Sと組み合わせることにより、XYθ軸の3方向に可動する極めてコンパクトなアライメントステージを簡単に構築することができる。

同製品はコアレスリニアモータとIKOリニアウェイL、IKOクロスローラベアリングを採用。ボールねじ駆動のステージと比較して、極めて低い断面高さで薄形、コンパクト設計を実現した。

SA200DEは、θ軸(SA200DE/S)のモータ設計を見直し、トルクUPを実現。従来品と比較して、省電力化、タクトタイム短縮を実現した。

アライメントステージSAには、専用ドライバとしてADVAとMR-J4の2シリーズが用意されており、使用するドライバによって、システム構成が異なる。
ADVAは、パルス列仕様と高速ネットワークEtherCAT仕様の2種類を用意しており、MR-J4は高速ネットワークSSCNETⅢ/H仕様のみとなる。詳細は製品カタログを参照。

■日本トムソンURL↓
https://www.ikont.co.jp/